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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

色々な見方

夜ドラ「税金で買う本」(NHK)

相違

シナリオ・センター会長の小林です。今日はまた猛暑です。熊本は40度という予報を見て、そういえば、報道されないけれど避難所のエアコン、段ボールベッドとか個室テントとかは完備できたのでしょうか。100%とはいかなくても、この暑さの中、国も自治体も被災者の方々にしっかり寄り添っていただきたいものです。
ここ数日も関東で、北海道で震度5級の地震がありました。熊本を見ると、あれだけ言われているTKB(トイレ・食事・ベッド)対策はうまくできていないように見受けられました。
何度でも言いますが、できなかったことは今すぐできるようにする。それが大人の仕事のやり方だと思いますが。

カタログハウスの「通販生活」が楽天市場を拒否したというニュースを聴きました。
楽天が、ドイツ防衛テック企業とAIつき攻撃ドローンの防衛庁納入、自衛隊への導入支援や国産化を進める意向を示していると報道されたからだそうです。
通販生活は、今までも商品の紹介だけでなく、毎号のように戦争や平和について考える特集を組んだり、ウクライナを支援する企画、原発反対、脱原発の特集もたびたび組んでいます。
表紙には「『憲法九条』があるから『買い物ができる』」と表記しています。
そんな通販生活が、楽天市場に出店を続けることに、「『言っていることとやっていることが違うじゃないか』となってしまう。お客さんに説明できない。われわれの考えと相いれなかったということにつきます」と大塚社長。
企業理念の相違から、あえて楽天とは決別されたのですね。
考え方の相違はあるでしょう。でも、私は、「通販生活」に敬意を表します。
儲かれば何をしてもいい、そういう企業理念を持っている企業があるとしたら、本当にやめてほしいです。

税金で買った本

昨夜からNHK夜ドラ「税金で買った本」(NHK月~木22:45)が放映されました。
このドラマは、出身ライター坂口理子さんが脚本ですが、またこの企画を立てた東阪企画の古和田プロデューサーは、シナリオ・センターのディレクター研修を受けての初めてのプロデュース作品なので、このタッグを私はとても楽しみにしていました。
それだけにこのドラマの攻め方(創り方)にめちゃくちゃ興味があります。
なので9月1日のTheミソ帳倶楽部にNHK夜ドラの新作『税金で買った本』を実際につくり上げた制作統括の内丸摂子プロデューサー、小和田早紀プロデューサー、脚本家阪口理子さんをお招きして、企画から完成までを両方の視点から語ってもらおうと思いました。
 語られるのは、現場そのもの。プロデューサーと脚本家の立ち位置。
企画はどう立ち上がったのか。本打ち(シナリオ打合せ)でプロデューサーは脚本のどこを見て修正を求め、脚本家はどう応えて磨き上げたのか。22時45分〜23時というわずか15分の夜ドラ枠だからこそ求められる構成力やテンポ、人物描写についてなど、実際の制作過程をもとにお話ししてもらうことで、ドラマを目指す方々にお役に立つかと思うからです。

私たち創作に携わる者は、色々なことが調べられたり、ネタを探せたりできる図書館を使うことが多いです。
とはいえ、税金で本が買われているとか、紛失すると弁償しなければならないとか、どういう分類をしているとか図書館の裏側はあまりよくは知りません。便利遣いをしているだけのことが多いですよね。
かくいう私も、過日出身ライター舟崎泉美さんがお書きになった「NCD男子!」というライトノベルで、NDC(日本十進分類法)が本の分類法のひとつだということを知ったばかりです。

また、図書館が面白そうと思っていただくきっかけになるかなぁとも思ってもいます。
今はネットやAIで何でも調べられるけれど、やっぱり自分で探して自分で選ぶって、とても大事なことですから、そんなことも感じていただきたいのです。
まずは、夜ドラ「税金で買った本」を見てください。そし、見た人も見なかった人も9月1日のミソ帳に来てください。ドラマ現場を知ることができます。

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