8月は
シナリオ・センター会長の小林です。1週間の夏休みが終わりました。皆様はどちらかお出かけになられたのでしょうか。
熊本は相変わらずの暑さの中被災地はほぼ状況がよくなることもなく過ごしていらっしゃる方々が多いようで心が痛みます。
千葉県ほか関東一円が大雨に襲われ、ビックリするほどの大きな災害に見舞われました。台風も異常な動き方で、お盆の帰省も大変だったようで、災害にあわれた皆様には心からお見舞い申しあげます。
天地があちらこちらでひっくり返っているような気がします。信じたことはなかったのに、なぜかノストラダムスの大予言を思い出したりしてしまう昨今です。
8月は、戦争を考える月だと思っています。
後期高齢者の私にとっても体験したことのない戦争ですから身近なものだとは言えません。
だからといって反省しない、知らないということはできません。
実際に、終戦81年経った今もなお苦しみ続けていらっしゃる方が決して少なくないことは知っているべきですし、時のお上のろくでもない決断のために310万人もの方が命を落とさねばならなかったことも忘れてはいけません。
休み前にお話しした通り、9日長崎原爆記念日に「ナガサキの郵便配達 朗読と音楽の集い」行ってきました。
朗読の会場には、長崎原爆の被災者の姿、黒焦げの死体、跡形もない町、長崎に原爆と投下したボックスカーというB21などの写真も展示されており、そのむごたらしさに目を背けたくなりましたが、目を背けないことが遺された私たちの大事な課題だと思い、しっかりと見てきました。
ナガサキの郵便配達は、実際のお話しで、積極的に核廃絶に活動された谷口稜嘩さんのお話しです。
彼は、国際平和地球会議で、自らの一面焼けただれた背中を見せて核廃絶を訴え続けました。
そういう方々のお話を少しでもお上たちは耳を傾けたことがあるのでしょうか。
広島・長崎の原爆記念館に国会議員の方に来てもらいたいと訴えた被爆者の方々をにらみつけるお上の写真に愕然とします。
税金で買った本
8月24日月曜日から、出身ライター坂口理子さんの脚本のNHK夜ドラ「税金で買った本」が放送されます。
夜ドラは22:45から15分、月曜日から木曜日までの毎日放映されます。
今までも兵頭るりさん脚本『ミッドナイトタクシー』、小寺和久さん脚本『ラジオスター』、武田雄樹さん脚本『いつか、無重力の宙で』、荒井修子さん脚本『柚木さんちの四兄弟』、森野マッシュさん脚本『VRおじさんの初恋』など出身ライターの方々も書かれて、好評を博してきました。
この夜ドラ枠が始まった時は、22:45からというちょっと中途半端な時間帯で、視聴されるのだろうかと思ったのですが、良いドラマが多いからでしょうか、とても人気な枠になっています。私も大好きでしっかり録画しています。
8月末から、坂口理子さんが登板となりました。
彼女はご存じのようにジブリ映画『かぐや姫の物語』をはじめ、映画・連ドラ・舞台と幅広く活躍されています。ちなみに坂口さん脚本の「音楽劇 39歳」が9月に東京、大阪で公演されます。この舞台の作詞をされているのは出身ライター長田育恵さん。センターつながりは嬉しいですね。
で、これまた嬉しいのが、Theミソ帳倶楽部で、NHK夜ドラの新作『税金で買った本』の放送を記念し、坂口理子さんと、制作統括の内丸摂子さん、プロデューサーの古和田早紀さん(ともに東阪企画)をお迎えすることになりました。
9月1日火曜日、19時から。
東阪企画は、連続ドラマW「アキラとあきら」(内丸プロデューサー)で第34回ATP賞グランプリ・ドラマ部門最優秀賞を受賞するなど、ドラマづくりに定評のある制作会社です。
NHK夜ドラの新作『税金で買った本』を実際につくり上げた御三人に、脚本家とプロデューサーに企画から完成までを双方の視点から語っていただく貴重な機会を設けました。
企画はどう立ち上がったのか。本打ち(シナリオ打合せ)でプロデューサーは脚本のどこを見て修正を求め、シナリオライターはどう応えて磨き上げたのか。ここって大きなポイントですよね。
また22時45分〜23時というわずか15分の夜ドラ枠だからこそ求められる構成力やテンポ、人物描写についてなど、実際の制作過程をもとにお話ししていただきますので、シナリオライターとして 原作の魅力を脚本へ落とし込む視点、映像化を見据えて物語を組み立てる考え方、プロデューサーと信頼関係を築きあげる姿勢を学んでください。
実際にドラマがどう作られていくかを知ることは、シナリオを学ぶことへの意欲をかきたててくれます。是非ともご参加ください。
8月24日月曜日から22:45 NHK夜ドラ「税金で買った本」放映開始
9月1日19:00 「Theミソ帳倶楽部『夜ドラ「税金で買った本」放送記念!企画・脚本・本打ちの根っこ』公開講座
そうそう、この「税金で買った本」の図書館には、シナリオ・センターの受講生の方々がエキストラとしてたくさん出演してくださっています。写真はエキストラの皆さんがいただいた「税金で買った本」のグッズです。












