menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

明日から

あきない世傳 金と銀3

春は遠く

シナリオ・センター会長の小林です。3月も終わりです。満開の桜の花は、そぼ降る雨にぬれてもうひと踏ん張りという感じです。できたら入学式まで持ってくれたらいいのにと思います。

明日から4月。色々なものが変わります。
良い方は、子ども誰でも通園制度(本当に預かられる園があるのか疑問ですが)、高校授業料無償化、公立小学校給食費5200円支援くらいでしょうか。
自転車青切符、共同親権はどう転がるのか不安です。で、なによりも大きいのは、値上げラッシュ。電気ガス代の値上げ、食品関係2600品目。
あ、その上介護保険料、健康保険の見直しに、新制度「子ども・子育て支援金」を引かれるのですよね。
税金で何もしてくれないのに税金だけはしっかり持っていく、なんだかなぁ~ものすごく嫌なになります。
どうなっちゃうのでしょうか、下々は。大手企業はベースアップしても、中小企業はつぶれそうなところが多いし・・・。
この春は、明るい春となるのでしょうか。

防衛省は、熊本と静岡の自衛隊駐屯地に、敵の防空網の外側から攻撃可能な長射程ミサイルを配備しました。
日本への圧力を強める中国に対する抑止力強化が念頭といっていますが、本気で戦う気なのでしょうか?85年前と同じろくでもない頭しか持っていないのでは?中国と互角にでも戦えると思っている?馬鹿も休み休み言えっていうものですよ。
しかも熊本でも静岡で住民に対して説明はまったくありません。今後も開く予定はないと小泉防衛相は当たり前のように言っています。
今、世界中で起きている戦争を見てもわかるように、防衛基地などを集中攻撃する例が多く、ミサイルの配備先地域が標的にされるリスクは拭えないのに、何故住民をないがしろにするのでしょうか。
「専守防衛」をやめるってことですよね。これって住民の方だけでなく、国民にきちんと問うべきではないでしょうか。
憲法違反ではないですか、戦争放棄の国ですよ、日本は。
明るい春からはほど遠く感じられます。

あきない世傳 金と銀3

出身ライターの山本むつみさんが4月5日からBSNHKで始まる「あきない世電傳 金と銀3」のポスターを持っておいでくださいました。
「あきない世傳 金と銀」は呉服屋を盛り立てる女店主さちのお話しです。
原作も面白いですが、シリーズ1・2とも原作を越えた素敵なドラマで、とても評判が高かったものです。
主役の小芝風花さんも物語と共に成長していく感じで、シリーズ3ではより美しく賢い女店主を演じてくれることと楽しみにしています。

山本むつみさんは、「御宿かわせみ」のデビューから「慶次郎縁側日記」「塚原卜伝」大河ドラマ「八重の桜」「陰陽師」「小吉の女房」など等時代劇を多く描かれていますが、大ヒットした朝ドラ「ゲゲゲの女房」や「相棒」など現代ものももちろんたくさん描かれています。先日は「森英恵butterfly beyond」が大好評でした。

私は、いつも山本さんの知識と教養の深さに圧倒されてしまいます。
山本さんと私は歌舞伎好きなのですが、見方がまったく違うんですね。
通し狂言ではない歌舞伎の場合は、お話が分かっていないとその場面だけではただ形式美とか所作や役者の技量を楽しむくらいになってしまうのですが、お話しはもちろん、背景から役のしどころなどまでもよくご存じでいらっしゃる。教えていただくと、見ている時の面白さが断然変わってくるのです。
私は、あまり知識のないままミーハー的なチャラい見方で「仁左衛門丈すてき!!」(私の推しです!)しか言えないのが、情けない。

最近の時代劇は、時代考証はおろか歴史も気にしないものが増えてきていますが、やはり史実は押さえるところは押さえないと深みはでてきません。
史実のどこの文脈をドラマにするか、その行間をどう描くかは、書き手の知識と教養にかかってくると思います。
ドラマですから、歴史や実在の人物がモデルでもフィクションで盛り上げなければなりませんが、嘘ではダメなのです。
きちんと歴史を知りその時代を知ること、人物を知ることが大事で生半可なことでは書けません。
そのためには、常日頃、色々なものを読んだり見たり、調べたりしておくことが創作する者の心得だと思います。
これは時代劇だけのことではありません。現代劇でもSFファンタジー等なんでもです。

7月に時代劇講座を行います。
その時には、山本むつみさんにゲストでおいでいただいて、時代劇創作のツボをお聴きできたらと思っています。
楽しみにしてください。ゼッタイ勉強になります。
まずは、4月5日から始まる「あきない世傳 金と銀3」(BSNHK)を楽しみにご覧ください。

 

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ