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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

他人を想う

出前授業

防災

シナリオ・センター会長の小林です。もうすぐ3月11日がやってきます。東日本大震災があれから15年経ちましたが、今もあの日のことは忘れられません。東京にいた私ですらそうなのですから、被災者の方々はいかばかりかと・・・。

お上は、災害対応の司令塔を担う「防災庁」設置法案を決定しました。東日本大震災から15年、その後も熊本地震や能登地震など大きな地震は相次いでします。
なんで今頃なのか、もっと迅速に作れなかったのかと、いつも後手後手の対応しかしないお上に疑問はいっぱいです。
もし、東日本大震災後すぐに作ったら、熊本や能登地震の対応はもっと違ったのではないか、またまた同じようにつらい目に合わせることがなかったのでは、今尚再建できないようなことはなかったのではと思ってしまいます。
首相を組織の長とし、専任の防災相を配置し、予算や人員など体制を大幅に強化。南海トラフ、日本海溝・千島海溝周辺の両大規模地震への対応を想定し、2カ所設置する方針地方機関の「防災局」を置き、地域レベルでの防災力を強化するのだそうです。
いいことだとは思うのですが、本気でやって欲しい。グダグダやらないで欲しい。
いつも言っていますが、同じように地震国であるイタリアを見習って、事前の環境設備をまずきちんとして、災害が起きた際も避難所を体育館にしない(この考えを真っ先に改めて欲しい)、キッチンカーなどで温かい食料をだす、きれいなトイレカーなどの設備を整える。武器を買うよりも防災にたっぷりお金を出して欲しいです。
大きな地震が来たら日本は戦争云々よりも先に壊滅しちゃいますから。

こども動画祭

本日『一億人のシナリオ。』プロジェクトのひとつ「キッズシナリオ」の取り組みの一環として、3回目の「2025年度こども動画祭」を開催しました。
「こども動画祭」とは、シナリオ・センターにシナリオの書き方・動画の作り方などを教えてほしいと声をかけていただいて、出前授業を行った小学校に、小学校の垣根を超えて動画をみせ合って感想を言い合うオンライン型の動画祭です。
本年度も18校、25回の出前授業を行い、横浜市立の6校の小学校の6年生たちが動画際に参加してくれました。

コロナ禍以来、どこの小学校でもPCを使っての授業が行われています。
そのおかげというのでしょうか、小学校から「動画を創りたいのだけれど」というご要望をたくさんいただくようになりました。
子どもたちは、PCを上手に使いこなせていますし、映像を作るのが大好き、とても喜んでくれます。
シナリオ・センターは、映像をただ撮ればいいのではなく、どういう動画を創りたいから始めます。
まずは、何を伝えたいか(テーマ)、誰に見せたいか(ターゲット)をしっかりイメージすることから始めると、クラスの仲間と同じ目的をもって作れるよとお伝えします。もちろん、それを基にシナリオを創ります。
今回も地域にあるお城を紹介したいという小学生たちは、自分たちで情熱をもじって「城熱」という言葉を創りました。テーマがしっかりしていたので、熱く、お城を知らない人にアピールした動画が出来上がりました。
パン屋さんや公園、地域の催しなどに密着して作った自分たちの町の紹介、スマホ、ゲーム依存症の怖さを描いた「君の脳が壊れる」、対比を使って防災対策の大切さをアピール、友情を描きながらちょっと怖いホラー動画、学校の記念パーティーに出たくない子供がタイムスリップをして自分の学校の魅力を知る75周年を描いた動画など、アンチから入るシナリオの技術もしっかり使って、それぞれの小学校の作品は本当に見事でした。
私も大感動。拍手喝采です。
そして、この動画祭が何より素晴らしいのは、参加6校の子どもたちが他の学校の作品を見て、1校ずつ感想を述べることです。
他人の作品を見ることは、客観性を養うことができて、次の作品への励みにも力にもなります。
こんな形で、違う小学校同志が仲良く繋がるというのも素敵なことですね。
キッズシナリオを初めて本当に良かったと思った瞬間でした。
これからも、色々な学校へ出前授業に行きたいと思います。

シナリオ・センターの中でも、小学校5年生から中学3年生までを対象とした「考える部屋」という授業を行っています。
子どもの柔らかな頭、心は、創作の中に置くことでどんどん素敵に成長していきます。
自分で想い、考え、伝えられる子どもたちが育っていったら、他人との違いを知った思いやりのあるやさしい社会になると思うのです。

過去記事一覧

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