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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

非常識

琵琶湖の落日

実るほど・・・

シナリオ・センター代表の小林です。先週は、木曜日・金曜日とお休みをいただいて、大学の友人と旅行に行ってきました。
国宝彦根城のすばらしさを堪能し、琵琶湖畔の夕陽に感動し、常滑でトイレの歴史、タイルの歴史に人間の営みの深さを感じました。
あまり観光客が来ないところばかりだったので、混雑に合うこともなくのんびりと過ごせました。ところが帰りの名古屋駅、連休の始まりと電車の遅れなどがあり、まるで芋の子を洗うような人・人・人。
のんびり過ごしていただけに、最後にドカンと殴られた気分になりながら、ほうほうのていで帰京しましたが、リフレッシュできた3日間でした。

どういうわけだか、セクハラ、パワハラ、偽装、偽証がお仕事なのかと思うほど、あちらこちらの知事の不祥事。ま、色々ですが、まともな人はいないのでしょうか。いますよね、どこかに。いて欲しい。
「そんなつもりはなかった」「誤解を招き申し訳ない」というのは政治家の常套句だそうです。
「誤解を招き申し訳ない」というのは、受け手の問題のようにすりかえていて、とても不愉快です。
上に立つ人は、ものごとを深く考えて、相手のことも想像して、きちんとした言葉選びをしてほしい。

今一番の問題は、お上の由々しき発言ですが、こちらは常套句どころか、火に油を注ぐようなことを言い出しかねないので、どうしたものかと・・・。
もしかして、私は正しくて謝る必要がないと思っていたら、あまりにも独善的で、周りを見ていない。
自分の想いだけを言っていればいい立場ではないですからね。
人は頭を下げられてナンボだと私は思っています。
「実ほど首を垂れる稲穂かな」ですよね。
他人に頭を下げられない人は、人間として小さいです。

型破り

言葉が崩れてきているような昨今、ある意味日本の伝統というか常識というものも壊れつつあります。
日本で初めてフードスタイリストという職業を確立した石森さんが、撮影の時に料理専門のカメラマンが、いつもと違う感じにしたいと、魚の頭を右において撮影をしたと激怒していました。
知っていてあえて異を唱えてというならばそれなりの方法を考えればいいのですが、ただ、いつもと違うことをやりたいだけでやったとしたらそれはすごく恥ずべきことだと私も思いました。
魚の頭は、食べる人に向かって左に置く。これが日本の伝統であり常識です。
日本は古くから左上位で、神聖なもの、高貴なものを重んじて、位置ひとつ大事なのです。上座下座とかご存じですよね。
ものごとには決めごとというものがあります。型というべきでしょうか。
型を壊すことに反対はしませんし、新しいことにどんどん挑戦するべきだと思います。
ですが、それにはいつも言っていますが、「型を知って型を壊せば型やぶり、型を知らずして型を壊せば形なし」。
基本を知ってこそ、良い壊し方、型破りになるのです。
形なしにならないためにも、色々なものを知る算段をご自分から率先してやってみてください。

12月18日19:00からの今年最後のTheミソ帳倶楽部は、映画「TOKYOタクシー」(松竹/倍賞千恵子・木村拓哉主演/山田洋次監督)の脚本を担当された朝原雄三さん、石塚慶生プロデューサーのお話しをお聴きします。
色々なものを聴いて、見て知ってください。映画を観てから聞くと深くわかることがあるかもしれませんね。

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