嘘八百
シナリオ・センター代表の小林です。155期シナリオ作家養成講座が今日から始まります。
今日の授業の前半は、私がオリエンテーションをやります。
講座での勉強の仕方を中心にライターズバンクなどのお話しをさせていただきました。
創立記念品として、大したものではありませんが、新井一の金言の栞を差し上げました。
10種類あるので、どなたがどの金言を受け取ったかはわかりませんが、お渡しした基礎科のノートにはさんで、講座の間、書く手が止まりそうになったらみていただくと、再び描く力が湧いてくると思います。
ひとりでも多くの方の背中押しができたら本望です。
森友文書約2万5千ページを2万5千ページを財務省は新たに開示しました。4回目の開示です。
改ざんを苦に自殺した元財務省近畿財務局職員の赤木俊夫さんの奥様が開示を求めて、やっとここまで来たのですのです。
関連文書は全体で17万ページに及び、国有地取引や改ざんに絡み、赤木さん以外の財務局職員らが残していたメモやメールが含まれ、開示された中には、赤木さんが残していた自筆のノートもあり、国有地は学園への売却時、財務省理財局長だった佐川宣寿氏が改ざんを主導したことがわかっています。これまでの文書には、国有地取引を巡る財務局と学園側とのやりとりの一部について、佐川氏の部下が学園側の発言を文書から削除するよう指示するメールも含まれているので、今日又新しい事実が出てくるに違いありません。
もう安倍さん亡くなっていることだし、当事者の方々はちゃんと真実をお話ししたらどうなのでしょう。
どうか、国が嘘を重ねるのはもうやめてほしい。
もちろん、過去の話しだけではなく今もこれからもね。ね、新首相。
タブレットで作ろう!動画作成丸わかりブック
創立55周年記念パーティーの準備と、155期シナリオ作家養成講座の開講が相俟って、ちょっと疲れ気味なのか、頭の回転が驚くほど遅くなってしまった。エネルギー不足。人一倍食べるからそちらのエネルギーだけはOKなのだけれど、どうも脳へはつながっていかないみたい。困った。
そのせいかすっかり忘れていた本がありました。
動画は私には関係ないみたいに思っていたのと、小中学生向け、学校用ということもあり、シナリオ・センター著の本なのに、ちゃんと読んでいませんでした。すみません。
「タブレットで作ろう!動画作成丸わかりブック」(岩崎書店)
新学期に合わせて8月末に出版されたのですが、学校用で一般はあまり販売しない本らしいのですが、読んでみたら、これはゼッタイに使える本でした。
コロナのおかげというかコロナのせいというか、今学校では小学生からタブレットを使うようになりました。
今の子どもたちは、YouTubeとかTikTokとかを見るのが大好きですし、自分でも作ったりしています。
なので、シナリオ・センターには全国の学校から動画づくりの授業をして欲しいとご依頼をいただきます。
遠方の場合はオンライン授業にさせていただいたりしていますが、近郊までは出前授業にお伺いしています。
タブレットでの撮影の仕方だけではなく、ちゃんと見てくれる人が楽しめる動画にするために、シナリオ作りからお教えしていくのでとても評判がいいのです。
この本は、シナリオ・センターの田中和次朗を中心にキッズシナリオの講師武藤哲也、唐下浩、森田幸江、胡麻尻亜紀の5人が、実際の授業を基に執筆しています。
この本の肝は大人顔負けのつくり方です。
まず、企画から始まりシナリオ、撮影準備、撮影、編集、宣伝、公開まで大人と同じ手順をふんで、動画を作れるようにできているのです。
これは、2010年からキッズシナリオを行って来た経験から生まれたもので、先生も生徒も一緒になって楽しく学べるようにできています。
子どもとともに過ごしてきた15年の月日が、この本を産んだと言っても過言ではありません。
この本をお使いいただきながら、タブレットで日本中の学校で、子どもたちが動画づくりを楽しんでくれると思うと、それだけでワクワクします。
全国子ども動画祭みたいなものができたらいいな。