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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

将来の夢探し

シナリオ・センター代表の小林です。今日は、今年一番の寒さだそうですが、私の生涯最大体重とおなじで、これからドンドン更新していくんですよね。(笑) 

職業ガイド

姪の10歳の娘は、本が大好きで、毎日物語を書いています。将来は、小説家になりたいそうです。

幼い頃から、姿見の前に立って、鏡の向こうの誰かさんとよくお話をしていました。
母親は、その姿を見て「怖い・・・変なんじゃない」と心配していました。
鏡の向こうの人とお話しすることは、ゴッコ遊びと同じですから「大丈夫、想像力があるってことよ」と話して、安心してもらいました。

 子供の小説講座にも積極的に参加しています。
どんな風に、子供に教えるのだろうと興味深々だったので、おばあちゃんのふりをして見学させていただきました。
小学生で小説家を志している子は、結構いるんですね。
20名の定員いっぱいの参加者が、真剣に講師のお話を聞いています。

面白い授業でした。
例えば、白と赤では、どんな表現があるかを子供たちから出させます。
白だったら、ミルクのような白とか、子羊のようなほかほかの白、赤だったら、真っ赤に燃えた夕日とか、血のようなとか・・・形容の仕方を教えるんですね。
シナリオとは真逆ですね。
その後、生の果物を触らせて、そこからお話を発想させていました。
なるほど、色々なやり方があるもんだと思いました。 

それにしても、自分の目指す道がある子供って、いきいきしているんですね。
表現することが楽しくてしょうがないというオーラが体中から溢れています。
大人になってまで持ち続けられるかは別ですが、それでも描く楽しさを知った子供たちは、大人になっても、きっと何らかの形で表現を楽しんでくることでしょう。 

姪の娘が、「なりたいものがみつかる!職業ガイド234種」(集英社刊)という本を読んでいました。
「シナリオライターもあるよ」と見せてくれました。
なんとなんと先輩からのお話は、誰であろう、シナリオ・センター出身の関えり香さんでした。
「シナリオ学校の合宿で、プロデューサーと出会って・・・」とプロになったキッカケを書いていらっしゃいました。
「あなたも、シナリオライターを目指したら」と言ったら、「私は、小説が書きたいの!」と10歳の少女に拒否されました。
姪の娘が、いつも欲しいものは、原稿用紙と本。
いい跡継ぎになると思ったんですけれどねぇ(笑)

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