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脚本家を目指すなら、作家の眼を持って選挙に臨むべし!!

7/10(日)は、言わずと知れた参議院選挙です。雨が降ろうが、槍が降ろうがもちろん投票に行くシナリオ・センターの新井です。

脚本家志望の方、いや志望ではなくても、脚本書いている方、書きたいと思っている方は、必ず選挙に行ってください。小説家志望の方も同じです。
まぁ職業に限らずではありますが・・・

なぜ、脚本家志望の人が選挙に行くべきか・・・

「(作品を書くためには)自分の考え方なり思想なり、主張が出てきます。これがなければいけないのです。大切なことです。
 そこに作家の目というものが出てくるのです。そのためにはその作者が、人生や社会を見る眼がなくてはなりません」

(新井一 『シナリオの基礎技術』 p40)

 

表現するtためには、作家であるあなたの人間を見る眼、その人間が生きる社会を見る眼が必要になります。
「私は人を楽しませたいだけだから、思想なんてないもん」
という方もいるかもしれません。
ですが、人を楽しませたいというのは、すでにあなたならではの考えです。

 

脚本家を目指すのであれば、脚本家のみならず表現者を目指すのであれば、

なぜ、自分は「楽しませたい」と考えるのか?

と自らを問う力が必要になります。それが作家の眼の入り口であり、それがなければ作家にはなれないからです。

なぜ、こういう作品を描きたいのか?
なぜ、この主人公はこんなセリフを言うのか?
なぜ、主人公に副主人公はこんなことをするのか?
なぜ、主人公はさまざまな障害を乗り越えようとするのか?

なぜ、なぜ、なぜ・・・と作品を問うためには、日常の中で日々あなたが、人間について、この社会について考えなければいけないのです。

そうです。だから選挙は、あなたの作家の眼が試される日なのです。
「自分の一票で変わるものでもないじゃん」
とか、そんなことを言ってちゃダメです。試されてるのは、あなたの作家の眼なのですから。

 

選挙は、脚本家を目指す人には、作家を目指すものです。
では、一般の人にとっては?

父親の眼が試されるのかもしれない。
母親の眼が試されるのかもしれない。
祖父の眼が、祖母の眼が試されるのかもしれない。
これからの日本を担う世代としての眼が試されるのかもしれない。


自分の眼が一体に何を捉えているのか、向き合う面倒くささから逃げちゃダメだと思うんです。シナリオ・センターの新井でした。

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