menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター
背のびしてしゃれおつ

スタッフが行く、表参道スポット
背のびしてしゃれおつ

しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

『ハッピー・リトル・アイランド~長寿で豊かなギリシャの島で~』

パルテノン神殿を眺めながら

モノは考えようだ、とつくづく思うシナリオ・センターの新井です。
先日、『ハッピー・リトル・アイランド~長寿で豊かなギリシャの島で~』という映画を観ました。メジャー作品ではなく、1時間程度のドキュメンタリー作品です。

ご存じの通り、ギリシャはEU離脱だなんだと、経済的に大変な時期がずっと続いています。と、それくらいしか、近年のギリシャについては知りませんが・・・この映画の主人公は、長年アテネに住んでいて「昔よりも住みやすくない」「人と人との結びつきが弱くなった」「みんな助け合わなくなった」ということを感じ、映画の舞台となる島に移住するというお話です。 『ハッピー・リトル・アイランド』についてはこちらから

 

ホントにアテネは住みにくいのか?

えっ?そうなの?アテネ、住みにくいの?
なんか、アテネって、ギリシャって陽気で人情に厚くて優しい人たちというイメージ、ありませんか?
実は私、今年の6月26日~7月5日までギリシャに行っていました。出発の日に、EUうんぬんの国民投票が決まり、帰国する日に投票日というレアな時期です。

当然、アテネ、荒れてんじゃないの??と、ビクビクしながら行くわけです。
大体、銀行とか止まっちゃったら、アテネの人達、どうなっちゃうの?下手したら、襲われたりしない??と思うわけです。

アテネについて、まぁ驚きました。
青い空、肌をさす太陽、カラッと乾いた空気。ここが、噂のギリシャかと。空港は至って平和です。

でも、油断はできません。だって、金融不安、真っ只中です。
アテネの中心地に行ったら、もう、そこら中で暴動とか起きてるかもしれません。そんな中、おっきい旅行鞄を抱えた東洋人が無事で済むとは思えません・・・

ギリシャの人は親切

無事でした。
誰も、暴れていません。いや、むしろ、のんびりしてます。

道に迷いました。
何も取られません。いや、むしろ、親切に教えてくれます。

乗るバスがわかりません。
これかな?と思ってきょろきょろしていると、強面のおじさんが近づいてきます。
行き先を確認して、「まだ、ちがう。これじゃない」と教えてくれます。次のかな?ときょろきょろしていると、強面のおじさん、ウィンクして「これだよ!」と教えてくれます。渋いぜ、ギリシャのおじさん。

もうね、アテネに住みたい!ここ地上の楽園だ!!くらいに思いました。
みんな優しいなぁと。まぁ観光客が観た一面ではありますが…
東京なんて、昔よりも住みやすくないし、人との結びつきは弱いし、みんな助け合わないし…と。

ン、待てよ??
映画に出てくるアテネの人は、アテネに対して同じようなこと、言ってたな、と。

ということは、モノは考えようなんじゃないかと思うのです。自分がいる場所を、どう捉えるかだと思うんです。ちょっとカッコよく言うと、人生を見つめる作家の目でしょうか。ハッピー・リトル・アイランドにするかどうかは、自分次第。
自分たち次第なんじゃないのかと思います。
>>考える力は、想像力を鍛える 。電車の中でできる3つの方法 で鍛えることだってできます。

そう、日本だって。と思うシナリオ・センターの新井でした。

『シナリオ力をつける本』~毎日を楽しくするイメージのチカラ~』

シナリオ・センター代表 小林幸恵 著 BookBeyond http://bit.ly/Ue2KM7

ブックビヨンドより電子書籍として発売。シナリオ・センター代表が、シナリオを書くことで生まれる新しい視点を紹介。「書く」ということがどんな意味を持つのかを考えるきっかけにも!
電子書籍ストア「BookBeyond」Kindleストア、iBooks、楽天Kobo電子書籍ストア他、各店にて2014年6月6日より好評配信中!

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ