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2017.2.1

あなたの創作の助けになる「次の一手。」2月号

シナリオ・センターでは2016年4月から月間でシナリオの技術をご紹介する「次の一手!」を開始!
「次の一手」とは、創設者・新井一が遺したシナリオの技術に関する言葉をドドンッ!ご紹介。

何気に描く物語。
シナリオ・センターの課題シナリオ。
コンクール応募作。

書く時に、思い出してみてください。
「なんとなーく面白いシナリオができあがった」を、
だから面白いシナリオができたんだ!」にするために。
「次の一手!」は1階事務局の掲示板にもドドンと掲示中です。
お気軽にお越しください。

2月の「次の一手!」はこちら!

 

20170127a

「写彙(しゃい)」
シーンの面白さを決定ずけるのは、何と言っても、これから、
このドラマがどこで行なわれるかです。
あなたは、映画やテレビドラマに出てくる場所で、
どこが多いかご存じですか。

茶の間、アパートの一室、喫茶店、商店の店先、小公園などが
使われる頻度が多いのです。

茶の間で飯を食べながら、あれやこれや話をして、
ストーリーを進展させます。近所の人とのつきあいは商店の店先で、
ロマンチックな話は小公園のブランコに乗りながら…というわけです。

同じラブシーンでも、屋根の瓦につかまりながら、
ハレー彗星を話題にしてラブシーンをすれば月並な公園のブランコでするラブシーンとは
ひと味ちがったものができるでしょう。
なんトカ味噌ではありませんが、
ひと味ちがうのがプロとアマのちがいです。(中略)

それは私に言わせれば、写真の言葉が足りないのです。
これが足りないと表現が貧弱になります。
その反対に、言葉の数が多く、
沢山の言い回しができると「あの人は語彙が豊富だ」と言われます。
それと同じように、映画やテレビに使える画面を沢山知っていることで、表現が豊富になります。
それを私は強調するために新語を作りました。
<写彙>と言うのです。


新井 一
(「シナリオの技術」(ダヴィッド社)より抜粋)


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