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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

葛藤がいっぱい、想像の翼が広がる

シナリオ・センター代表の小林です。昨日一昨日と2日間行ったサマーセミナーが終わり、平常授業に戻りました。 

今日は、朝からずーっと眠い私です。
112時間、受講生の皆さんはさぞかしお疲れと思います。
今日「仕事にならない」なんて方もいらっしゃるかも・・・どうぞ、無理せず頑張ってください。私も無理無理頑張ります。(笑)

 2014サマーセミナー講義

今回のサマーセミナーのテーマは「葛藤」、裏テーマは「客観性」でした。
サマーセミナーは、いつもの授業とちょっと視点を変えてのアプローチをすることにしています。
なので、みんなで葛藤を入れ合うという、普段と違ったブレーンストーミングのゼミナールにしました。
本当のことを言うと、サマーセミナーの企画を立ち上げるときはいつも不安です。
より皆さんにプラスになることを、より刺激になるように、よりモチベーションをあげてもらえるよう・・・私の中ではこの3つを考えて企画した自信講座なのではありますが、通常と違ったやり方をするので、うまくいくだろうかと心配はしてしまいます。
事前に講師ともサマーセミナーの勉強会を行いますが、そこでも議論白熱、喧々諤々と方法論を戦わせます。納得いったはずなのに・・・それでも、全員心配のまま当日を迎えます。(笑)

 2014サマー・ゼミ

12時間、有意義なエッセンスづめであっという間でした」
「葛藤の姿が少し見えてきた気がします」
「一人では考えられず迷うことが多かったので参加できてよかったです」                「ストーリーよりもシーンを面白く、主人公に葛藤を抱かせる・・・今までより腑に落ちました」
「書きたくなりました」
「一日中シナリオの事を考えていると疲れますね」
「ほかの方のシナリオを聴き、アイデアを考えることが非常に難しかったです」
2日間同じなら、1日でよかったかも・・・と昨日の帰りは思いましたが、やはり2日目を終えると参加してよかったです。特にゼミでは、2回目なので、とても得るものがあり、前向きにやっていこうと思いました」
「ゼミナールの人数をもっと少なくして、一人一人じっくり討論できればよかった」
「人の作品の葛藤を考えるということが、自分の作品にも役に立つと思いました」
「少し値段が高いような気がする」
「あっという間でした。壁を一つ越えた気がします」
「自分がなぜ最近一次落ちするのかわかった気がします。スランプから脱出できそうです」
「葛藤のアイデアをたくさん聞かせてもらえて収穫でした。自分の作品に欠けているものがいろいろわかりました。」
色々なご感想ありがとうございました。アンケートの一部です。
 2014サマー乾杯

講師も、スタッフも私も、終わった瞬間の受講生の皆さんのお顔を拝見すると、ほっとします。
100%と図々しいことは言いませんが、ほとんど方がやりきった満足なさったお顔をされているからです。
どの授業もそうですが、こちらが発信するだけでは、何も生まれません。
受信する側と発信する側の阿吽の呼吸ともいうのでしょうか。
シンパシーが生まれると、そこに想像の翼(朝ドラの花子とおなじです)が大きく大きく広がるのです。共に学ぶというのはこういうことでもあるのです。

参加されたみなさん、お疲れ様でした。
次は、長編シナリオ講座、個人面談を使って、コンクールへ挑戦してください。
素晴らしいご報告を、心から、講師スタッフ一同お待ちしています。

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