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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

Mさんのお稲荷さん

シナリオ・センター代表の小林です。
受講生のMさんが、手作りのお稲荷さんをたくさん持ってきてくださいました。
古希を迎えたMさんは、脳梗塞で倒れられ、長いリハビリ後ようやく気力も体力も回復されて、センターに再び通い始められました。
それでも、時々、体が動きにくく、気鬱になられるとかで、今日も私たちのためにお稲荷さんを作ることで、センターに行くモチベーションを上げて、おいでくださったのだそうです。
「シナリオ・センターに来るのが一番だね」とおっしゃっていただき、私たちも美味しいお稲荷さんをほおばりながら、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

 おいなりさん

シナリオの効能は・・・やはりコミュニケーションでしょう。
ドラマ作りを学ぶことは、人間関係、コミュニケーションづくりに役に立つということで、シナリオ・センターは、「一億人のシナリオ。」プロジェクトを推進しているわけです。
けれど、Mさんのように、センターにいらしゃること自体を楽しんでいただけるのも、センター冥利に尽きるというものです。

シナリオは、アクションリアクションの繰り返しです。
日常、アクションを起こすというのは一方的になりがちです。
ですが、シナリオを書いていると、リアクションを考えて、アクションを起こすクセがつきますから、自分の言いたいことを単に伝えるのではなく、相手に対してどう伝えるかを考えて伝えます。
ここが大事なんですね。
シナリオの効能です。(笑)

 プレゼンも営業も、恋愛も同じです。
クライアントが何を欲しがっているか、どう欲しがっているかを考えて、提案する。
恋人や片想いの相手の想いを汲まなくてはいけませんね。
もちろん、ドラマや映画の企画提案も同じですね。
「この話、素晴らしいんです」「面白いのです」と自分の想いをただぶつけても、渾身の一作であったとしても通りません。
相手が欲しがっているもの、相手の欲求を満たさなくては、誰も見向きはしてくれません。
商品として認められません。

そのためには、背景、事情を考えなくてはいけません。
主人公に「○○は××です」と言わせたいとします。
そのとき、相手、周り、背景、事情を考えて、どういうリアクションをするかを作った上で、もう一度主人公のセリフを見直してみてください。
説得力のあるセリフでしょうか。
説明だけに終ってないでしょうか。
リアクションからみるとよくわかります。
決めセリフはここから生まれます。

 先週の日曜日の「八重の桜」で八重の兄覚馬のセリフ
「教育の名の下に人を縛ってはなんねえが」
愛国心を教育の中に入れようとする今の時代にぴったりだと、私の中へずっしり響きました。
明治も今もお上は変ってないって事ですけれどね。

「国に縛られず、自分の考えで生き抜く人になれ」新島襄

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