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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

コンクールはスタート、ゴールは、プロの脚本家。

シナリオ・センター代表の小林です。「創作テレビドラマ大賞&創作ラジオドラマ大賞」の授賞式に行ってまいりました。 

 創作テレビドラマ授賞式2013

いつもながら嬉しいことに、コンクールの授賞式のお招きいただくと、そこには必ずシナリオ・センターの受講生の方がいらっしゃいます。
ありがたいことですし、何よりも嬉しいひとときです。
「創作テレビドラマ大賞」は、津村米紀さんが「祭りィだよ」で、初めて佳作を受賞されました。
おめでとうございます。
放映されないことがちょっと残念ですが、まだまだ若いお嬢さんです。これを機に大いに羽ばたいていただきたいと思います。

昨年の大賞藤井かおりさんの作品は、クランクアップされたそうです。来春には放映の運びとなりますので、お楽しみに。 

「創作ラジオドラマ大賞」は、4人の方が受賞されています。
なんと全員がシナリオ・センターの方でした。
大賞「カラスの死骸は消滅する」西尾成さん。
中国四国ラジオドラマコンクール、BKラジオ脚本賞にも入選されたことのある実力の持ち主。ラジオドラマに力を注いでいらっしゃいます。
佳作「水の居る水槽」箕輪京子さん。
NHK名古屋放送局創作ラジオドラマ、城戸賞を受賞されています。音の世界にも映像の世界にも自由に羽ばたける実力を持っていらっしゃいます。
奨励賞「八時五分の男」植田 寛さん。
30年も前にシナリオ・センターにいらしたのだそうです。その頃にコンクールで最終に残られたことが力となり、今日まで書き続けられ、初の受賞です。書き続けることの大切さを教えていただきました。
奨励賞「星と絵葉書」桑原亮子さん。
大阪校の方です。ラジオドラマを書かれたのですが、実はご自身は聞くことがおできになりません。子供の頃、両耳の聴力を失われたからです。
ご自身の言葉で申し上げると「最も遠い存在だったラジオドラマ」に挑戦され、放送されました。

皆さんおめでとうございます。今回は、全受賞作が放送されました。
NHKディレクターの方のご祝辞では「大盤振る舞いですが、それだけラジオドラマが面白いということです」とおっしゃってくださいました。

  

受賞者の方々が頬を染めて、一言一言に熱い想いを込められて・・・これからスタートするみなさんの息遣いが、胸に迫ります。
受賞がゴールではありません。プロの脚本家として活躍することがゴールです。
その姿をイメージしてください。
イメージをホンモノにするためにはどうすればいいか・・・書き続けることです。
あなたの一歩が、次の一歩につながるには、書くしかない!頑張ってください。
授賞式の片隅で、いつも見守っていきたいです。喜んで。

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