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プロの脚本家って、そもそも何がすごいのか!?

シナリオ・センターの新井です。

昨日のボルテージの「恋ゲームシナリオ講座」は、なかなか好評だったようです。ボルテージのご担当者の方からメールを頂き、安心しています。ボルテージの講座をさせて頂きながら、考えました。「プロの脚本家って、そもそも何がすごいのか」。

現在話題のドラマと言えば、『あまちゃん』や『半沢直樹』などがあります。映画では、宮崎駿監督の『風立ちぬ』ですよね。これらの作品を観て、観客は「面白い!」「観てよかった!」と思うわけです。シナリオ・センター代表の小林は、普段は朝起きるのが遅いクセに、『あまちゃん』を観るために早起きをしているくらいです。

ドラマには、心をゆさぶる強さ、人の行動を変えてしまう強さがあります。プロの脚本家のすごさとは、ココ!1000万人以上(視聴率10%で換算した場合)の人が感動するドラマを、作れるところです。

では、プロの脚本家とアマチュアの差って何なのでしょうか?

一般的には、奇抜な発想やアイデアを生みだす人と思われているのではないでしょうか。でも、ちょっと違うのではないかと思います。奇抜な発想やアイデアだけであれば、実はプロもアマもないのです。あなたの身近にも、ちょっと普通とは違う発想の方っていますよね?

プロとアマの差は、自分が発想したこと、思いついたアイデアを、他の人も感情移入できるドラマにできるかの差なのです。

『あまちゃん』であれば、「じぇじぇじぇ」と思わず言ってしまう状況を作り、観客も一緒になって「じぇじぇじぇ」と言ってしまうほど感情移入させる表現技術。『半沢直樹』でいえば、「倍返しだ!」と半沢直樹の気持ちで、観客が一緒に叫びたくなる表現技術が、プロとアマを分ける差なのです。

観客が感情移入するドラマを作るための技術。この技術を磨くことこそ、プロになるための第一歩なのです。

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