menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター
背のびしてしゃれおつ

スタッフが行く、表参道スポット
背のびしてしゃれおつ

しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

またつまらない毎日・・・が、始まったわけではないと思います。

シナリオ・センターの新井です。
皆さん、GWはいかが過ごされましたか。私はちょっと、沖田監督、石井監督に影響され、自分が面白いと思うものを探してみました。

 

■自分が面白いと思うものを探す

私はGW前に開催した「Theミソ帳倶楽部~達人の根っこ~」で、4/24のゲスト沖田修一監督(「南極料理人」「キツツキと雨」「横道世之介」他)と4/27のゲスト石井裕也監督(「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」「「舟を編む」他)が共通して言っていた“自分が面白いと思うものを探す”ということをGWに実践してみました。5/8開講の「シナリオの技術で書く小説講座」を担当する講師の柏田式で言えば、「創作モードをオンにする」ということでしょうか。

■どこに続くのかドア

このドアは、一体どこに続くのか?もしくは、一体どこから続いているのか?
考えるだけで、いろいろな空想が膨らみます。しかも、銀座のトイレです。

20130507a

■どっちに逃げればいいのだろう

きっと「どっちに逃げても大丈夫だよ」ということなのでしょうが、右往左往してしまいそうです

20130507b

■とろけるつめたさ!!

いや、ニュアンスとしてはわかりますし、美味しそうなのですが、よくよく考えるとなんだか混乱してきませんか?

20130507c

■ダイエット対策に!

痩せるのか、痩せるのを防ぐのか・・・こちらもよくよく考えるとなんだか混乱してきます。

20130507f

■生メンマピリ辛炒め

これが、ピリ辛炒めなのでしょうか・・・違うことを願います。

20130507e

 

20130507d

 

自分の傾向を考えると、ちょっとあげ足取り気味にツッコミを入れたくなるものに対して面白いと思うのかもしれません。並べてみると、よくわかります。
“自分が面白いと思うものを探す”のは、GWではなくてもいつでもできます。GWが空けると、「またつまらない毎日が始まるのか」と思いがちですが、実は私たちの日常は面白いものに溢れているのではないかと思います。

今回は、写真でわかるものでしたが、時には人だったり、出来事だったり様々です。そしてそれが、創作のヒントになるのだと思います。沖田監督も「面白いものは生活の中にある」とおっしゃっていました。石井監督は「こう生きてきたから、こういう映画を撮った」そう言いたいとおっしゃっていました。

今一度、自分の周りを興味深く眺めてみるのもいいのではないでしょうか。これを、シナリオ・センター創設者の新井一は“作家の目”と呼びました。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ