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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

プロの流儀を知る

シナリオ・センター代表の小林です。3月になりました。
明後日は雛祭りです。うちの御雛様は今年も眠ったままです。毎年ちゃんと飾らないから、娘は一人なのだろうか・・・。ま、常に悩むところですが、今年も失礼しちゃいました。(笑)

清水有生講義

3月6日月曜日のミソ帳倶楽部は、出身ライターの清水有生さんとBS-TBSの丹羽多聞アンドリウプロデューサーをゲストのお迎えして、映画「コスメティックウオーズ」のお話しを中心に、脚本家とプロデューサーの本打ちの仕方を教えてもらいます。
清水有生さんが女性に生まれ変わりたくない大きな理由は、化粧が面倒くさいからだそうで、そんな清水さんが化粧品メーカーを舞台にした映画を書かれるって、ここは、絶対お聞きしたいですね。(笑)

本打ち=脚本の打ち合わせを言います。基本、脚本は、最初に書いたものを準備稿(また白本)と言って、いわばたたき台みたいなものです。
もちろん、直しをなさらない脚本家もいらっしゃいますが、ほとんどが直しをします。1稿、2稿、まあ3稿くらいが多いでしょうか。19稿、20稿等果てしないこともあります。ここを通らないと決定稿にはなりません。本打ちは、脚本家の力が試される場でもあります。
色々言われて、へこんでもダメですし、こだわり過ぎてもだめです。引くところは引いても押すところは押す、本打ちの神髄は当意即妙ではないかと私は思っているのですが・・・。
どうすれば素晴らしい脚本になる本打ちになるのかを教えていただけると、新人としてはじめて本打ちをする時も怖くないですよね。

 

先輩である清水有生さんに、ミソ帳だけでなく、もうひとつわがままをきいていただきました。 「プロフェッショナル~映像の流儀~」清水有生さんが20枚シナリオのゼミナールを行ってくれます。
4月14日・28日・5月12日・26日の隔週金曜日18:30~20:30
研修科以上の方になりますが、20名限定であなたの自信作(ゼミで発表したものでもOK)を読んでください。 清水有生さんが滅多斬りいたします。(嘘、ウソ!)やさしく、プロの視点で、時にはプロデューサーの視点で、いつもの講師とは違った視点で見てくれます。
ゼミで、特に大事なこと、他人の作品をよく聞くことです。自分の作品を切り刻まれているときは、客観的に良いも悪いもちゃんと入ってきません。
なぜなら、主観でしかとらえられないからです。
他人の作品だと、わかるのですね。「他人のふり見て我がふり直せ」の諺のように、他人の作品だと客観的に見ること、聞くことができます。
これが一番身につき、勉強になるのです。 普段のゼミでも心掛けてください。

4月、あなたは、清水有生というプロの脚本家の切り口で、シーンづくりのステップ・アップを図ります。(詳細は事務局に)

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