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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

すべてはキャラから

昨夜冷たい雨でしたが、今日は青空の東京です。でも、冷たい空気です。暦の上でも立冬も過ぎ、いよいよ初冬に入ってきました。

アニメ講座 広田さん 広田光毅さん

昨日から、アニメ講座が開講されました。
リニューアルしたアニメ講座は、毎回アニメのジャンル別に、4人の出身ライターの方々にアニメの流儀をお話をしていただきます。
1回目の昨日は、「広田光毅の流儀~汗と涙と、仲間だ!~」 「弱虫ペダル」「テニスの王子様」「ナンバカ」など、仲間との熱い交流を描いていらっしゃる広田さんの流儀をお聞かせいただきました。

広田さんは、いつものサービス精神をいかんなく発揮されて、時間過ぎてもお話してくださいました。ありがたいことです。
「なるほど!」とうなづきながら聞き入ってしまうほど、すごーく納得するお話ばかり。
キャラクターの構築が一番大事だということで、キャラクターについてしっかりとお話をしてくださいました。
オリジナルであれば、まず主人公のキャラクターから周りを取り巻く人々のキャラクターを作っていきます。
原作ものであれば、原作のキャラクターをしっかりと把握して、オリジナルストーリーに展開できるよう広げていきます。
ストーリーが展開していくのは、キャラクター同志のぶつかり合いなのですが、ポイントは、主人公のキャラクターはぶれないこと。
主人公のキャラクターの影響で、主人公に揺さぶられて周りが変わっていくことでドラマチックになっていくのです。
仲間との対立や葛藤、そこに友情や別れやさまざまなドラマが生まれるわけですが、主人公のキャラは一貫していなければ、周りに振り回されるだけで、感動を呼ぶことができないですものね。
ドラマとは変化であるというと、キャラクターも変わっていくと思われがちですが、主人公のキャラクターはぶれないということを忘れないでください。

シナリオ・センターHP「みんなの創作モードスイッチON!」の「みんなのシナリオ力」で、広報の斎藤が、もう少し詳しくお話ししますので、読んでみてください。

次週は、待田堂子さん。「らき☆すた」「THE IDOLM@STER」「SHOW BY ROCK!」ナキラキラはじける女の子の気持ちをどう描くか、語っていただきます。
3週目は、「ちびまる子ちゃん」「忍者ハットリくん」「新・あたしンち」などの田嶋久子さんにほのぼの日常とキャラものについて。
ラストは、「ドラゴンボールZ」「遊戯王ARC-V」「フレッシュプリキュア!」「ルパン三世VS名探偵コナン」などの前川淳さんが「キャラよ。さあ、バトルだ!」と締めてくださいます。
お楽しみに。

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