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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

ひと夏の隣人

シナリオ・センター代表の小林です。今日は冬って感じがします。
これから寒かったり、ちょっと暖かったりと繰り返しながら、冬になっていくのでしょうね。 風邪が流行っているようです。帰ったら、丁寧な手洗いとうがいが一番です。 

 

明日は文化の日です。脚本家で小説家の平岩弓枝さんが文化勲章をおとりになりました。おめでとうございます。
脚本家で文化勲章を受章された方って初めてではないでしょうか。小説家に重きを置かれたのかなあ。それにしても嬉しいです。
平岩弓枝さんが、受賞の連絡を受けたときにおっしゃっていた言葉が忘れられません。
「私は、物語を書いてきたのではなく人間の心を描いていきました。これからも人間の心を描いていきます」
シナリオも小説も、大事なのは登場人物の心の軌跡です。どれだけ他人(ひと)を見て、どれだけ他人(ひと)に想いを馳せ、他人(ひと)を描けるか・・・作家としての力量がここに出るのだと思います。

ひと夏の隣人

出身ライターの工藤裕子さん脚本、イマジカBS開局20周年記念ドラマ「ひと夏の隣人」が11月4日19時から放映になります。
引きこもりの中学生と引きこもりのおじさんとの出会いと交流を描いた青春ドラマだそうです。
中学生千織は、学校でのトラブル、母の浮気が原因の離婚など鬱屈する想いを引きずって、ひきこもりになってしまいます。
そんなある夏の日、隣に誰かが引っ越してきた様子。 庭先で朝夕水やりをする気配しか感じられなかった隣人とふとしたきっけで窓越しに会話することになります。
隣人は、なにをしているかわからない中年のおじさん。謎のおじさんの影響で映画を見始め、二人の会話を楽しむようになっていきます。 

何とも言えない雰囲気を醸し出す謎のおじさんに田口トモロヲさん、水やりをする田口さんだけで楽しみですが(笑)、映画との出会いというのも、どんな映画の話しなのかというのも興味があるし、映画を通しての二人の会話が想像できるようで、早く見たいです。

BSイマジカは、契約しないと見られないとお思いでしょうが、BSを見られるなら大丈夫!みることができます。初回は無料配信だそうです。
11/13朝8時から、11/24明け方4時から再放送もありますが、是非とも4日に見てください。

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