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スタッフが行く、表参道スポット
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しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

「デザイン あ」展で、創作モードをオンに!

あ展

あ、あらいです。シナリオ・センター新井です。『あ、安部礼司』のような出方をしたのは、先日「デザインあ」展にいったため、“あ”と言いたかったのです。あ展はいかれましたか?あなたの創作モードをオンにしてくれます。お薦めです。

■お薦めポイント① あ展のロケーションがステキ!

東京ミッドタウンの正面に、あ展のモニュメント?が、六本木の雑踏をワクワクしながら歩いていると迎えてくれます。

あ展

「あっ」ではなく「おぉ~」と思いつつ、あ展が開催されている21_21 DESIGN SIGHTに向かいます。リッツカールトンの近くです。東京ミッドタウンから抜けると、こんな感じで桜が迎えてくれました。

デザインあ展

ポスター越しにも桜がきれいです。

あ展

 

春の陽気に包まれて・・・といっても少し肌寒かったですが、心のウキウキは足取りを軽くさせます。

■お薦めポイント② あ展は、体験型だから面白い

アートやデザインというと、なかなか敷居の高いものという感じがしますが、面白がって体験していくうちに、アートを頭でっかりにならずに、体で感じることができます。とはいえ、入口にある「あ」になる体験では、まだまだ恥ずかしさが先行してしまいました。自意識過剰の日本人の悪い例のようです。

あ展

 

「モノ・オトと映像の部屋」は、コーネリアスの小山田圭吾さんプロデュースの部屋です。目と耳と頭でアートを感じます。段々とその世界に魅了されて行きます。音楽が頭から離れません。

あ展

 

“あ”がやってきたりします。目が離せません。

あ展

■お薦めポイント③ あ展の展示を見ながら自分なりに考えたくなる

コーネリアスさんの部屋を出ると、様々な展示が広がるスペースです。「ふろしき」や「おりがみ」のたいけんなど、様々なことができます。

個人的なお薦めは、「ごちゃまぜ文庫」です。本の題名がパーツで別れているので、組み合わせて新しい物語が生まれます。

 

あ展

 

『かちかちジュリエット』『走れじいさん』『吾輩は人魚』などなど・・・私たちがよく知っている童話や昔話が、組み合わせを変えただけでとっても変なことになります。でも、この変さがイメージを刺激してくれます。

『セロひきのかくれみの』なんて、もう主人公が目立ちたいのか目立ちたくないのか、よくわりません。

あ展

そしてこの器の写真。「器のかたちくらべ」という展示ですが、これは見事だな~と思いました。手前の一番小さい器を高くすると左上の形に、伸ばしていくと右の形に、そして高く伸ばすと奥の器になっていく様子がパッと入ってきます。

でも、基本の器は手前の小さい器なのです。これ、シナリオに置き換えると基礎技術そのものだと思うのです。基礎技術があればこそ、そこに高さを加えることも、伸ばしていくことも、その両方もできます。でも、その小さな器がなければ、どんな形にもなれないのです。
どんな形を作りたいかは、人それぞれです。でも、基本になる形がなければ、どんな形も作ることはできないのだと思います。ここでもまた、基礎の大切さを実感した次第です。4/5(金)開講の「シナリオ8週間講座」で、自分の形を作るための基本の技術を身につけてもらえたらと思います。

 

■お薦めポイント④ あ展は気に入った展示に戻ることができる

様々な展示を見て、たいけんして、感じて、考えて・・・「あっもう一回あそこ行きたい」となったら、気に入った展示に戻れます。そうすると、一回見たときとは違う感覚で見れることもあります。

あ展

結局最後は、コーネリアスさんの部屋で、うかれて楽しんでしまうのでした。「デザインあ」展は、6月2日まで開催だそうです。個人的には、もう一回くらい行きたいなぁと思います。そして、「ごちゃまぜ文庫」がほしいです。大人版で「ごちゃまぜドラマ」とか作っちゃおうかなぁ~と。

「泣くな、はらちゃん」と「いつか陽のあたる場所で」で、「泣くな、陽のあたる場所で」とか・・・アイデアに詰まった時に頭をリフレッシュする方法に使えそうです。なんだか、創作モードになってきましたよね?

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