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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

逢いたくて

シナリオ・センター代表の小林です。今日は、市川森一賞の授賞式です。
市川森一賞は、亡くなられた市川森一先生が将来性のある脚本家へエールを送って下さっている賞です。
今回は、作品的には創作テレビドラマ大賞の受賞作だったので、一瞬「え~!いくらなんでも新人過ぎない?」と思ったら、映画「百円の恋」などを書かれていらっしゃる足立紳さんでした。(笑) おめでとうございます。

市川先生は、昔のドラマなどアーカイブスの保存に力を入れておられましたが、若い方たちの将来にも力を注がれていらっしゃいました。女の子も大好きでしたけれど。(笑)
センターの一億人のシリオプロジェクト担当の新井も、シナリオライターではありませんが、ライターの育成とシナリオの普及に力を入れていることを褒めてくださり、「いつでも力になるよ」と言葉をかけてくださり、アドバイスをくださっていました。
亡くなる寸前には、遺言のようにわざわざ「これからも続けるように」とお手紙をくださいました。
そんな市川先生に山本むつみさんも受賞された際に励まされてプロになられたいおひとりです。
本当に若い人へいつもエールを送って下さる方でした。
この市川森一賞の受賞者の方々がきっとシナリオ界の牽引車になってくださることを楽しみにしつつ、授賞式にお伺いします。
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前に表参道日記でも出版の際にご紹介しました、「115通の恋文」。
戦地に向われた夫にあてた恋文を大事に持ち帰られたものを、娘さんがみつけられ、「戦争という悲劇を繰り返さないために伝えたい」とのお気持ちを汲んで、センターの受講生稲垣麻由美さんが本にされた「115通の恋文」(扶桑社刊)が朗読舞台になりました。

「朗読舞台 逢いたくて」5月10日から15日、新宿シアターサンモールで上演されます。
今、戦争への足音が高く響く中どんなに戦争というものが悲惨なものなのかを伝えたくて、たくさんの役者さんが演じます。イッセイ尾形さん、石野眞子さん、奥菜恵さん、北村有起哉さん、青柳翔さんなど16人の役者さんたちが、一つの台本を9組のバージョンで行われるそうです。
個性あふれる錚々たるメンバーたちの競演も見ものですね。
戦地で戦うことだけでなく、残された妻や子がどんな思いで生きていたのか、安保法案に反対の声をあげた若いお母さんたちの声と呼応します。

戦争へと向かう者残された者、殺された者殺した者、すべての人が不幸にしかならない戦争というものを、私たちは、しっかりと理解せねばと思うのです。

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