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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

やっぱりナマが好き。

シナリオ・センター代表の小林です。今日は、シナリオ・センターの給料日です。
月謝もそうですが、シナリオ・センターはアナログが基本です。お給料は創立以来手渡しという今では時代錯誤のやり方。
でも、誰に笑われようとも、手間がかかろうとも、銀行にうるさく言われようとも私が目の黒いうちはアナログでいきます。(笑)
顔を見て「お疲れさまでした。今月もありがとうございました。」「ありがとうございます。」わずかなやりとりですが、手渡しってコミュニケ―ションとして、とても大事だと思うのです。
 

シナリオ・センターって、東京の真ん中トレンドの発信地である表参道にありながら、昔の寺子屋みたい」とおっしゃった受講生の方がいらっしゃいました。
鋭い!!精神は新井一が創った寺子屋的教室から一歩も抜け出していないです。45年も経っているのにね。表参道、寺子屋、このちぐはぐ感がいいでしょ。(笑) 

アナログ、寺子屋にこだわるわけは、ドラマは人間を描くものだから、常に人と接する環境でありたいということ。
ドラマは、たくさんの知らない、顔の見えない人へ発信するのだから、大きくかつ繊細な想像力をもてないといけないと思うのです。
まずは他人とのふれあいから、ドラマは生まれます。
顔のみえない様々な通信環境は、情報としては便利でいいと思うのですが、コミュニケーションとはいえないと思っています。
ドラマ作りだけでなく、顔を見て話すことこそ人として大事なことだと・・・コミュニケーションの糸口だと思うのです。私はナマが好きです。(笑)

 天国を向いて歩こう

ナマといえば舞台ですね。
528日から31日まで、出身ライターの辻野正樹さん作演出の「天国(うえ)を向いて歩こう」が池袋のシアターグリーンBASETHEATERで上演されます。
2003年近松門左衛門賞の最終候補作品となり、全国津々浦々の演劇団体で上演されてきた「天国(うえ)を向いて歩こう」を本人の辻野正樹さんがスケールアップして上演します。 

インターネットの掲示板で知り合った自殺志願者たちと恨みを持つ銀行を襲うとしている男とふたつの物語が交差する笑いと衝撃の舞台です。
http://jumbers.web.fc2.com お問い合わせは、050-3696-2196

辻野正樹さんの代表作です。是非ご覧ください。

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