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| 創造の芽を絶やさない ~東日本大震災に寄せて~ |
| 小林幸恵(シナリオ・センター代表) |
東日本大震災の被災者の方々へ心よりお見舞い申し上げます。
この未曾有の大震災及び原発事故では、日本中が、世界中が、深い悲しみに包まれています。しかしながら、私たちは、ただ悲嘆にくれているだけではなにもなりません。ここから、どう先へ進むか、前向きに生きるか、日本人力が試される時です。
創造の芽が生む日本人力
こういう状況は、戦時下のように、娯楽や文化、芸術に対して、排他的になる傾向があります。東京では、花見の自粛などをはじめイベントの中止などが相次ぎました。
考え方は色々あるでしょうけれど、どんな時でも大切なのは心なのです。物は足りる時が来るでしょう。しかし、失ってしまった心を取り戻すことは、容易なことではありません。人間は、どんな時でも心がなければ生きていけません。
その心を支えているものは何か・・・文化・芸術なのです。特に日本人は、慈しむ文化を持って生きていきました。美しいものを美しいと感じる心、悲しみを感受する心、喜びを表現する心・・・
それは、二つのそうぞう・・・想像・創造から生まれてきます。
この力こそ、これからの日本人力を強くする鍵だと私は思っています。
曽野綾子さんが「老いの才覚」(KKベストセラーズ)で、「自分の心の中にあるものを整理して、書き写すという技術がないと、表現力が豊かにならないばかりか、確固した自分という人間を作っていけない気がします」「読み書きの訓練をしないと、日本は滅びると思います」と書いていらっしゃいます。
ものを書くことは、心を磨くことです。
創造の芽を繋いでいこう
シナリオを書くことは、人間を描くこと。他人(ひと)を想う心が書かせていくのです。創造の芽を絶やしてはいけない・・・心を育てなければ、人間としての尊厳が危ぶまれると思っています。どんな時でも、創造の芽を絶やさない私たちでありたいと願っています。
一人一人の力を繋いで行きましょう。
シナリオは、どこでも書ける・・・現に被災地から作品を送って下さった方もいらっしゃいます。
創造の芽を絶やすことなく、シナリオの輪を広げていきましょう。
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東日本大震災チャリティ募金 『20枚シナリオ・新井一賞』
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「創造の芽を絶やさない」
ドラマを書いて、心をつなごう!
3月1日で締切になりました
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2011年3月11日起きた東日本大震災は、多くの犠牲者の方々を出し、世界中を震撼させました。
シナリオ・センターでは、被災地支援にあたっても、創造の力で復興をという思いを込め、受講生がゼミで課題の“20枚シナリオ”を1本書きあげるごとにセンター側が100円を積み立てる「20枚シナリオ募金」を行ってきました。昨年中で、募金総額が100万円を超えました。
被災地以外では震災の記憶が薄れつつある昨今、一連の支援活動を短期間で終わらせるのでなく、長期にわたって続けていくことが創作するものの使命だと思っています。
誰でもが書きやすい20枚シナリオのコンクール「新井一賞」を東日本大震災チャリティとして公募します。審査員は、NHK朝ドラ「おひさま」の岡田惠和さん初め、ジェームス三木さん、柏原寛司さん、清水有生さん、森治美さんと錚々たる脚本家が審査してくださいます。
この応募本数×100円は、義援金として、被災地の方々へ届けられます。
創作に向き合うたびに被災地を思い起こすこと。それは、義援金となって復興に直接結びつくだけでなく、私たち自身にも影響し、良質で新しいエンタテインメントを生みだすパワーの源となるはずです。
一億人のシナリオを目指した新井一の心もここにあります。
シナリオで心をつなぐこと。たくさんの応募をお願いします。
基本的なシナリオの書き方については、こちらをご確認ください。
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『20枚シナリオ・新井一賞』 課題 「恋」
恋という想いは、恋愛だけに限りません。
恋しいと想う気持ちを、愛する人すべてに向かって書いて下さい。
☆ 本文 200字詰原稿用紙×20枚 ひとり1作品のみ
(表紙1枚・人物表1枚・本文20枚・裏表紙1枚)ワープロ可
※裏表紙には、氏名とご連絡先をご記入ください
締め切り:3月1日(木)午後8時半必着
受付:シナリオ・センター事務局
〒107-0061 東京都港区北青山3-15-14
資格:シナリオを書きたい方どなたでも
賞金:総額20万円(大賞及び審査員賞)
発表:授賞式 4月14日(土)授賞式席上で発表
月刊シナリオ教室4月号掲載
お問い合わせ:シナリオ・センター事務局 03-3407-6936 |
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